[絵本]『11ぴきのねこふくろのなか』一度見たら忘れられないウヒアハのお話

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しております。

今回は馬場のぼるさんの「11ぴきのねこ」シリーズの4作目である、『11ぴきのねこふくろのなか』を紹介します。

11-cats-1982(4)
『11ぴきのねこふくろのなか』 馬場のぼる こぐま社
スポンサーリンク

『11ぴきのねこふくろのなか』ってどんな絵本?

シリーズ4作目

「11ぴきのねこ」シリーズの4番目の作品がこの『11ぴきのねこふくろのなか』。毎回ねこ達の他におもしろいキャラクターが登場しますが、今回はシリーズの中で一番インパクトがあるんじゃないでしょうか😁その名も”ウヒアハ”です。

『11ぴきのねこふくろのなか』あらすじ

遠足に出かけた11ぴきのねこ。進んでいくと次々に立て札が現れます。「はなをとるな」「きけん!はしをわたるな」「木にのぼるな」…。ところがねこ達は立て札に書いてあることなどお構いなし。

すると今度は大きな袋を発見します。横には「ふくろにはいるな」の文字。さっそく袋に入るねこ達。すると…!?

『11ぴきのねこふくろのなか』レビュー

それでは、『11ぴきのねこふくろのなか』の中で、私が気に入っているところを紹介しますね。(ネタバレ注意です!!)

立て札をガン無視するねこ達

ねこ達の進む場所に次々現れる看板。

  • はなをとるな
  • きけん!はしをわたるな
  • 木にのぼるな
  • ふくろにはいるな

何と書いてあるのかちゃんと読めてるのに、見事に全ての立て札をガン無視し、書いてあることと真逆のことをするねこ達です。息子に読む度に心の中で「おーい!!」と突っ込んでしまいます。

特に私が好きなのがこのシーン。「はなをとるな」の立て札を見ながら「ひとつならとってもいいさ」と花を採ろうとするねこ達。とらねこたいしょうだけは「だめっ、とってはいけなーい」と叫ぶのですが、次のページでは…!?

11-cats-1982(5)
ん!?!?!?

採っとるやないかーい!!(笑)とらねこたいしょうの表情がなんとも言えませんね。

キャラが濃すぎるウヒアハ

『11ぴきのねこふくろのなか』で、とにかく一番インパクトがあるのがウヒアハの存在ですよね。

  • そもそも名前が「ウヒアハ」という時点で笑えますし
  • しゃべりながらウヒヒ アハハ ウヒヒ アハハ と笑っちゃうし
  • ばけものなのにしっぽにリボンが3つついているし
  • ポシェットなんかしちゃってるし

一度『11ぴきのねこふくろのなか』を読めば、誰もがウヒアハの存在が気になってしょうがなくなるはず。

ウヒアハはなぜ11ぴきのねこ達をつかまえ、ローラーひきをさせたのか。読み終わった後に色々思いを巡らせてしまいます。

11-cats-1982(6)
目が離せないウヒアハ

裏表紙の黒い影

「11ぴきのねこ」シリーズの表紙・裏表紙の絵はいつもつながっていて、広げた状態で1つの絵になっています。お話を読み終わった後にこの『11ぴきのねこふくろのなか』の表紙・裏表紙を広げてみてみると、左端の木の後ろに何やら黒い影が…。

このシルエットは!?そうです、あいつです!!この絵を見ると、色々なことを想像してしまいますよね。

ウヒアハはいつからねこ達を狙っていたの!?
ウヒアハの本当の目的はローラーひきをさせることなんかじゃなかったんじゃない?

あなたはどう思いますか?

11-cats-1982(7)
木の後ろに黒い影が…

おわりに

ねこ達を捕まえてしまうウヒアハですが、なんだか嫌いになれない、むしろ気になってしょうがない不思議な魅力を持っていますね。ぜひ一度ウヒアハに会いに絵本を開いて見て下さいね。

『11ぴきのねこふくろのなか』グッズも豊富です。

※記事中の表紙・見開き画像はこぐま社ご担当者様の許可を得て掲載しております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました