こんにちは。スーザ(@ouchidesugosou)です。
今日は、長男が気に入って何度も何度も借りてきている三浦太郎さんの乗り物絵本『ぼくはブルドーザー』を紹介します。
『ぼくはブルドーザー』ってどんな絵本?
まずは『ぼくはブルドーザー』について簡単に説明しますね。
作者は三浦太郎さん
作者は『くっついた』でおなじみの三浦太郎さん。
三浦さんご自身が子育てをされるようになってからは特に、娘さんとのやり取りの中で生まれたアイデアを元に素敵な絵本をたくさん描かれてます。
赤ちゃん絵本や、1~2歳の小さい子どもたちも楽しめる絵本が多いのが魅力です。
今回紹介する『ぼくはブルドーザー』の他にも、こんな乗り物絵本も描かれています。こちらは長男が1~2歳の頃本当によく読んでいました。
『ぼくはブルドーザー』あらすじ
誰もいない砂場で、”ぼく”はお城を作り始めます。ブルドーザーになったり、ロードローラーになったり、全身で働く車になりきって、大きなお城の完成です。
砂場に迎えに来てくれたお父さんが変身したのは!?
『ぼくはブルドーザー』みどころ
『ぼくはブルドーザー』の中で、私が気に入っているところを紹介したいと思います。
ダイナミックな砂遊び
子どもたちにとって砂遊びって特別だと思います。一度砂場に入ったら、すぐに自分の世界に入り込んでずーっと砂を触って遊んでいますよね。
この絵本の主人公の”ぼく”も、貸し切りの砂場で全身を使って働く車たちになりきっています。これだけ全力で砂遊びできたら、ご飯もモリモリ食べられて、夜もぐっすり眠れそうですね^^
お父さんが素敵
私がこの絵本で特に好きなのが最後のお父さんの関わり方。”ぼく”が砂場で作り上げた遊びの世界を壊さないように、うまく遊びを完結させているなぁと。
肩車をしてもらって、2人夕日を眺めながらの公園からの帰り道。こちらも心がほっこりします。
三浦太郎さんの一言
私は三浦太郎さんの絵本をけっこう読んでいますが、いつも楽しみにしているのが奥付のページの作者のことば。
『ぼくはブルドーザー』にも「砂場の思い出」というタイトルで三浦太郎さんがこの絵本を作るきっかけになった出来事や制作過程での気持ちを語られています。
この絵本の制作をすすめるうちに、三浦さんが子ども時代に砂遊びに没頭していたころの記憶をどんどん思い出してきたのだそうです。
子どもと一緒に昔好きだった絵本を読んでいると、当時の感情が蘇ってくるのはよくあることですが、絵本を作る側の作家さんも、制作過程で子ども時代の自分と対峙することがままあるんだなぁと興味深く思いました。
おわりに
誰もが夢中になる砂遊び。このお話の”ぼく”のように、無我夢中で砂遊びに没頭できる時間を、息子たちもたくさん過ごしてほしいなと思います。
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