0歳の赤ちゃんと一緒に親子で楽しめる福音館書店の「こどものとも012」シリーズ。その中でもハードカバー化された人気作品を10冊ずつ紹介しています。今回はpart2!!子どもたちもよく知っているあの作品を描かれた方も登場しますよ。
- 「こどものとも012」ハードカバー化された人気作をまとめてみたpart1
- 「こどものとも012」ハードカバー化された人気作をまとめてみたpart2⇐今回の記事
- 「こどものとも012」ハードカバー化された人気作をまとめてみたpart3
- 「こどものとも012」ハードカバー化された人気作をまとめてみたpart4
- 「こどものとも012」ハードカバー化された人気作をまとめてみたpart5
『ごぶごぶ ごぼごぼ』
読む方の大人からすると「???」という心境になってしまう擬音語ですが、赤ちゃんがお腹の中にいた時に聞こえていた音に似ているとも言われています。その頃の記憶と結びつくのか、聞いていて心地よいようですね。息子もとても反応が良かったです。読んでいるうちにこっちもなんだか楽しくなってくるから不思議です。穴のあくしかけがまた子どもには楽しい様子。
『すってんころりん』
自分のタオルに乗られてちょっぴり怒った様子のたっちゃんでしたが、動物たちとのやりとりの中で次第に笑顔に。最後はたっちゃんがすってんころりんです。
繰り返しでてくる「すってん ころりん ころがって ころころ ころころ」というフレーズがリズムが良く楽しく読めます。
『ぞうくんのさんぽ』でおなじみのなかのひろたかさんの作品です。
『はりねずみ かあさん』
絵も文も初めて聞くお名前の方の作品でした。絵を描かれたM・ミトゥーリチさんはロシアの方なんですね。木の葉や空がとっても淡い青色で描かれていて、それが綺麗で印象的です。
はりねずみかあさんが子どもたちに赤いりんご、青いりんごをよいしょ、こらしょと運びます。お母さんが見つけてくれたりんごはとってもおいしいりんごでした。
『まるくて おいしいよ』
読んだら食べたくなってしまう美味しそうな食べ物絵本をたくさん出されている小西英子さんの作品。
色々な色、形の丸が登場し、ページをめくるととっても美味しそうなまあるい食べ物が。ケーキにお菓子、あんな果物、こんな果物。息子たちもついお口をモグモグ動かして物欲しそうにページを見つめていました^^
『バルンくん』
こもりまことさんの絵本はとにかく車が走る時の音の表現が特徴的。長男がこもりまことさんの乗り物絵本が好きなようで借りてくるのですが、すごい量の擬音で読む方は大変^^;
ただこの『バルンくん』は012絵本ということもあって比較的読みやすいです。他にもバルンくんシリーズがあるのですが、長男が2歳ぐらいの頃から何回借りたかわからないほど借りました。子どもにとっては「バルバルーン」という音の響きと、お目々くりくりのバルンくんのお顔がとっても心地いいみたいです。
『はしるの だいすき』
力強い足音とともに、動物が走ってきます。
びゅん びゅん はしってくるの だれかしら
ぱんか ぱんか はしってくるの だれかしら
どっぱ どっぱ はしってくるの だれかしら
ちょっと聞き慣れない擬音語ですが、それが小さい子どもたちにとっては逆に楽しいようです。
part1で紹介した『てん てん てん』もこの和歌山静子さんの作品ですよ。
『ここよ ここよ』
私の中では動物の絵本=薮内正幸さん=神!!という図式が成り立っているほど、薮内正幸さんの動物の絵本は素晴らしいです。
こちらもその薮内正幸さんの絵本の1冊です。
でてくるのは色々な動物のお母さんと赤ちゃん。どの赤ちゃんも大好きなお母さんにぴったりひっついて安心しきっている表情がとっても可愛らしいです。
ページをめくるたびに、お母さんと赤ちゃんの絆が薮内さんの絵から伝わってくる素敵な作品です。
『とってください』
作者の福知伸夫さんの絵本は、いつも見事な版画に魅了されてしまうのですが、今回もページをめくるたびに見事なりんごの木、さくらんぼの木、みかんの木…。思わず「わぁぁ!!」と声が漏れてしまいます。
かめさんが木にになっているりんごやさくらんぼ、咲いているお花を「とってください」とお願いします。最後はさいさんに葉っぱをとってくださいとお願いするのですが…!?ダイナミックなさいさんにこどもも大喜びです。
『だれかな?だれかな?』
「なかやみわ」さんと言えば…あの『そらまめくんのベッド』シリーズや、『くれよんのくろくん』シリーズはとっても有名ですよね。こちらはそんななかやみわさんの作品です。
一部分だけ見え隠れする動物たち。ページをめくると…「あーあの動物!!」と子どもたちも大興奮。
私は特にお魚さんのページが気に入りました。見る角度によってこんなお顔になっちゃうのね~と。もうすぐ4歳の長男もまだまだ楽しめましたよ。
『きたきた うずまき』
この絵本を描かれた元永定正さんと言えば、『もこもこもこ』や『もけら もけら』の絵を担当されていたり、『ころ ころ ころ』も有名ですよね。
とにかく大人からしたら得体のしれない謎の絵なんですが、それが言葉と合わさるとすごい威力を発揮する絵本ばかり。
このうずまきの絵本もそうです。ひたすら色んな種類のうずまきがでてくるんですが、子どもたちにとってはそこがとにかく面白い。
長男は「これ幼稚園にある蚊がこないやつや!!」(←蚊取り線香のこと)と言っていました(笑)
おわりに
part1に引き続き、「こどものとも012」の中でも特に人気の作品を10冊紹介しました。気になる絵本はありましたか?part3はこちらからご覧いただけます。

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