こんにちは。スーザ(@ouchidesugosou)です。
今日は、50年近く子どもたちに愛されている、楽しいお散歩の絵本を紹介します。

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『ぞうくんのさんぽ』ってどんな絵本?
とっても人気の絵本なので、もう説明も不要かもしれませんが、この作品が生まれた背景なども書いてみます。
ご兄弟の作品
表紙を見てわかるように、この絵本、ご兄弟で作られた絵本なんです。文章と絵は弟のなかのひろたかさん、そして文字のレタリングを兄のなかのまさたかさんが担当されています。
さすがご兄弟だけあって、ひろたかさんの独特の絵に、文字がかなりマッチしていると思いませんか?まさに絵と文字合わせて一つの作品になっている気がします。
『ぞうくんのさんぽ』はこうして生まれた
福音館書店の「こどものとも50周年記念ブログ」にこんな記事が掲載されているのを見つけました。
なんと、作者のなかのひろたかさんが、『ぞうくんのさんぽ』が生まれた日について語られています。
このインタビューを読んで意外だったのは、「この話を作るとき、苦労した記憶がない。」とおっしゃっていること。これだけ長く、たくさんの子ども達を虜にしている作品が、一番簡単に話を思いついた作品だなんて。
さらに当時流行っていた早口言葉がベースになっていたとは驚きですね。絵本が生まれた背景を知ることができるのは、やっぱり楽しい^^
『ぞうくんのさんぽ』あらすじ
いいお天気でご機嫌のぞうくんが、散歩に出かけます。かばくんに出会い、背中にのせてあげることに。
さらに進んでいくと今度はわにくんに出会い、またまた背中にのせてあげます。最後に出会ったかめくんも背中にのせてあげると…!?

『ぞうくんのさんぽ』みどころ
子どもたちも大好きで、読んでいるこっちも楽しくなってくるこの絵本、いったい何がこんなに魅力的なんでしょう。
単純明快なストーリー
『ぞうくんのさんぽ』を子どもたちが気に入るのは、やっぱりストーリーがわかりやすいから。
子どもたちの大好きな繰り返し表現が使われている絵本ってたくさんありますが、『ぞうくんのさんぽ』もまさにそうですよね。ぞうくんがかばくんをのっけて、その上にわにくんをのっけて、さらにかめくんをのっけて…。最後はお決まりの展開です。先がわかっているからこそ子どもたちも安心して楽しめます♪
どっぼーんで大興奮
この絵本で一番盛り上がるのはやっぱりここですよね。

何回も読んでいると、子どもたちも展開がわかるのでこのページがくるのを今か今かと待ち構えてます。で、ページをめくった途端大騒ぎです。
子どもが積み木で遊ぶ時も、まず最初にすることは、積み木を上に積んでいってがっしゃーんと倒して喜ぶ。まさにこの絵本と同じ気がします。
おわりに
インタビューでなかのさんが、「新しく描かれた絵本だと思いこんじゃう人もいる」とおっしゃっていました。本当に50年も昔にできた絵本とは思えない動物、植物のデザインですよね。
このデザインと単純明快なストーリーこそが、長く子どもたちを引きつける理由なのかな。ぜひお子さんと「どっぼーん」を楽しんでくださいね。
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