こんにちは。スーザ(@ouchidesugosou)です。
今日はタンタンというおさるの男の子が主人公の『タンタンのずぼん』を紹介します。
- タンタンのずぼん⇐今回の記事
- タンタンのぼうし
- タンタンのハンカチ
- タンタンのしろくまくん
- 「タンタンのずぼん」シリーズ全4作品まとめ
『タンタンのずぼん』ってどんな絵本?
はじめに『タンタンのずぼん』について簡単に説明しますね。
いわむらかずおさんのシリーズ作品
作者はいわむらかずお(岩村和朗)さん。人気の「14ひきシリーズ」の作者でもあります。
おさるの男の子「タンタン」が、お気に入りのずぼんやぼうし、ハンカチの超斬新な使い道を次から次へと披露してくれるという、とっても楽しいお話です。
この『タンタンのずぼん』以外にも同じシリーズとして3冊の作品があります。
『タンタンのずぼん』あらすじ
おばあさんが作ってくれたずぼん。だぶだぶで、ずぼんつりも伸びすぎるけど、タンタンはこのずぼんが大好き。
ぶらんこによーよー、でんしゃごっこ…。もっともっとすごいあんなことまでできちゃいます。
『タンタンのずぼん』みどころ
では私が『タンタンのずぼん』のお話で気に入っているところを紹介しますね。
タンタンの斬新すぎるアイデア
だぶだぶなずぼんと、伸びすぎるずぼんつりで、タンタンが斬新すぎる遊び方をたくさん披露してくれるんですが…。とにかくアイデアがすごいんです!!ページをめくるたびに「おおー!!」「そうきたか!!」と唸ってしまいます。
たくさん紹介したいけど、ここでは私が一番好きなアイデアを1つ
タンタンのずぼんごっこが楽しい
この絵本を読むと、長男は必ず「僕のずぼんつり出して―」と言ってきて、タンタンのずぼんごっこが始まります。
これしたい、あれしたい!!と嬉しそうに言ってくるんですが、なんせタンタンの遊び方がどれも斬新すぎて真似できない(笑)ただ長男は本気でできると思っているからその夢を壊したくはないし…。
読む度に、タンタンの持っているいくら伸びても切れない&どんな重さにも耐えられるずぼんつりが欲しい!!と思うのでした。
1999年以降は絵が違う!?
この絵本、初版は1976年なんですが(もう40年も前!!)、私が持っている2008年81刷の奥付のページにこんなおことわりが書かれています。
原作者の意向により、1999年第60刷より、本文P.20、P.21の絵を一部修正しました。
へーと思って調べてみました。このページはタンタンがずぼんつりを使ってお父さんに抱っこ&おんぶをしてもらっているシーンなんです。修正後はお父さんは手に何も持っていないんですが、修正前はタバコを吸っていました!!
昔は今ほど「NO!!タバコ!!」って風潮ではなかったですもんね。これも時代の流れなんでしょうね~。
おわりに
読み終わったら、タンタンの真似っこして遊ばずにはいられない、子どもたちにとったらたまらない絵本です。ずぼんつりで他にもあんなことができるね、こんなのはどう?と新しい遊び方を見つけてみるのも楽しいですよ。
※絵本の表紙・見開き写真は偕成社ご担当者様の許可を得て掲載しています。
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