こんにちは。スーザ(@ouchidesugosou)です。
今回はいわむらかずおさんの「とっくんトラック」シリーズの、現在出版されている3作品をまとめました。1,2歳の小さい子どもたちも楽しめる作品です。
「とっくんトラック」シリーズとは?
まずは「とっくんトラック」シリーズについて簡単に説明を。
いわむらかずおさんの作品
シリーズの作者はいわむらかずおさん。特に有名なのは、14ひきシリーズでしょうか。
いわむらかずおさんの作品は、ほとんどがシリーズもののような気がしますが、この「とっくんトラック」シリーズもそうです。どれか1冊読むと必ず全シリーズ制覇してしまいたくなります(笑)
春夏秋冬になってる!?
主人公の男の子「とっくん」が、おもちゃのトラックをひいて野原へ海へと遊びに行くこのシリーズ。実は読んでいて気付いたことがあるんです。
1作目の『とっくんトラックのはらへぶぶー』は野原で春のお花をトラックに乗せていくお話なので、春がテーマの絵本。2作目の『とっくんトラックうみへぶぶー』は海が舞台なのでテーマは夏ですよね。そして3作目の『とっくんトラックもりへぶぶー』は秋の森で木の実を拾って遊ぶので、秋がテーマ。
ということは…!?「これは冬がテーマの4作目が出版されるに違いない!!」と踏んでおります。もし本当に4作目が出版されたら、またこちらで紹介したいと思います。
『とっくんトラックのはらへぶぶー』―1作目
シリーズ1作目、とっくんはおもちゃの黄色いトラックを引いて野原へ出かけます。子どもたちにとっても身近な草花、動物たちが次々登場するので読んでも楽しいし、近くの公園で再現遊びをしてみても楽しいと思います。
『とっくんトラックうみへぶぶー』―2作目
2作目の舞台は海。波が寄せて引く度に、「トラックにのせて」と海の生き物たちがやってきます。最後に現れる大きな大きな生き物は、やっぱり大迫力。絵本自体のサイズも大きいので見応えありです。
『とっくんトラックもりへぶぶー』―3作目
3作目の舞台は、綺麗に色づいた秋の森。トラックにたくさん乗せた木の実たちで、とっくんがお店を開きます。次から次へと、あんな動物、こんな動物が葉っぱのお金を持ってやってきます。読むと必ずごっこ遊びに発展しそうな楽しい1冊。
おわりに
春はどんなお花が咲いて、夏になって海に入ればどんな生き物がいて、秋の森に木の実を拾いに行けばあんな木の実が落ちていて…。
季節によって色々な姿を見せる自然を感じながら遊んでいるとっくんを見ると、私も子ども時代に戻りたくなります。
実際に海や森に遊びに行くのはちょっとハードルが高いかもしれませんが、まずはこんな絵本から、お子さんと一緒に楽しんでみませんか。
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