今回ご紹介するのはとっても癒されるぱんだの写真絵本。そこまで動物好きじゃない私も、この絵本はも悶絶してしまいました。
『10ぱんだ』ってどんな絵本!?
動物写真家である岩合光昭さんが撮影された写真に、奥様の岩合日出子さんが文をつけられた、写真絵本です。
題名が『10ぱんだ』となっているように、ページをめくるたびにぱんだが1頭、2頭と増えていきます。最終的に10頭のぱんだが登場します。同じポーズのぱんだ達が並んでいたり、それぞれ自分の好きなようにしてるんだけど、なんか一体感があったり。動物園でも見られない、貴重な写真がわんさか出てきますよ。
タイトル | 10ぱんだ |
作者 | 岩合日出子/ぶん 岩合光昭/しゃしん |
出版社 | 福音館書店 |
読んであげるなら | 2才から |
『10ぱんだ』レビュー
私のお気に入りページ
『10ぱんだ』の絵本の中で、私が一番気に入ったページを紹介します。
まずはこちら。
く~~っ!!このポーズ、たまりません。よく自分が寝っ転がって、足の上に子どもを乗せたりしますが、ぱんだもするんですね~このポーズ^^
続いてこちら。
ぱんだ達、いったい何を探しているんでしょう。かなり気になります!!みんなそれぞれ、思い思いの場所を探しています。バラバラなのに、一体感があるこの写真、さすがです。
ぱんだについて知りたいこと
絵本の最後に、『ぱんだについて しりたいこと10』という特集ページがあるんです。ぱんだについての豆知識が10個のっているんですが、非常に興味深いです。読んでいて、知らぬ間に「へーそうなんだ!!」と声が出ちゃってます(笑)中でも一番気に入ったのがこちら。
7.なんじかんねむるの
いちにちに 10じかんから 16じかん ねむります。
おきているときは ほとんど たべています。
パンダさん…(笑)
思わずツッコみたくなりますね。
子どもの反応に癒やされる
岩合日出子さんの文章が、写真とぴったりマッチしているうえに、とってもリズムがいいんです。
らくらく きのぼり 1ぱんだ
のはらで のんびり 2ぱんだ
こんな感じでリズムよく読めます。読んでいる私がリズムにのって読むと、聞いている子どもの方もリズムにのってきて、キャッキャ言いながらゆらゆら揺れて楽しんでいます。その様子にとっても癒やされるんですよ。
夫もこの絵本に対する反応がすごくよくて、まず写真絵本ということに「おっ!!」となり、同じポーズで並んでいるぱんだたちにニヤニヤし、息子と二人、楽しそうに読んでいました。
まさに、子どもと一緒に楽しめる絵本ですね。
おわりに
写真を撮影された岩合光昭さんのホームページには、他にも動物の写真がたくさん掲載されていました。動物好きの方はぜひ一度見てみてください^^
普段近くで見ることのできない動物さんたちの貴重な瞬間を、子どもと一緒に自宅で楽しめる写真絵本、贅沢ですね~^^
※絵本の表紙、見開き写真は、福音館書店ご担当者様の許可を得て掲載しています。
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