『あかくんまちをはしる』子どもたち大興奮の働く車がたくさん登場

福音館書店の月刊誌「ちいさなかがくのとも」から、ハードカバー化されたおしゃれな乗り物絵本「あかくんまちをはしる」シリーズ。

こちらはあかくんが主人公の第1作目です。おしゃれな自動車「あかくん」が、街の中をドライブします。

『あかくんまちをはしる』あらすじ

あかくん、今日はあおくんとお出かけです。街の中を走ります。ごみ収集車がごみをを集めていたり、事故で救急車やパトカーが来ていたり。みんな黙々と仕事をしています。

信号を渡る子どもたちを優しく見守りながら、子どもたちのリュックの中身を想像してお腹が空くあかくん。ガソリンスタンドに寄ってもらいました。そうこうしているうちにあおくんの姿が見えません。道も混んできました。あおくんとは合流できるかな！？読んであげるなら/３歳から　自分で読むなら/小学校低学年から

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それでは『あかくんまちをはしる』、今回はどんなところに注目して読むとより楽しめるか、見てみましょう♪

今回もあかくん、あおくんのドライブの後ろで、別のストーリーが展開していますよ。ゴミ出しの時間に間に合わなかったのか、ゴミ袋を持ってゴミ収集車を追いかけるスーツの男性。事故現場で野次馬しているとバスに乗り遅れてしまい…！？

男性のその後をぜひ追いかけてみてくださいね。

今回は車好きさんの大好物、「働く車」がわんさか出てきます。ゴミ収集車にコンクリートミキサー車、救急車、パトカー、タンクローリー車、宅急便の車、郵便配達の車、セルフローダー…キリがないのでこのぐらいにしておきます（笑）まだまだたくさん出てきますよ―♪

ドライブしている時って、子どもたちがイメージしているみたいにスイスイ～っと進むわけではないですよね。特に街の中は、信号で止まり、事故現場をよけるために車線変更、ガソリンが少なくなってきたらガソリンスタンドにも入ります。道路工事をしているところでは車線が減るから混んだりもしますよね。

この絵本には今挙げたようなちょっとしたハプニングがたくさんでてきます。なのでお話を聞いている子どもたちも、本当にお父さんお母さんが運転している車に乗っているかのような感覚でこの絵本を楽しめるんじゃないかと思います^^

今日は『あかくん』シリーズ第２弾、『あかくんまちをはしる』をご紹介しました。この絵本を読んだら、お散歩やドライブの時に、一緒に「あかくん」や「あおくん」を探してみるのも楽しいですよ。

※絵本の表紙、見開き写真は、福音館書店ご担当者様の許可を得て掲載しています。