[絵本]『おさるのジョージ　どうぶつえんへいく』餌やりに興味津々のジョージ

こんにちは。スーザ（@ouchidesugosou）です。

今日紹介するのは「おさるのジョージ」シリーズ第1集より『おさるのジョージどうぶつえんへいく』です。

『おさるのジョージどうぶつえんへいく』ってどんな絵本?

まずは『おさるのジョージどうぶつえんへいく』について簡単に説明しますね。

「おさるのジョージ」は、『ひとまねこざる』シリーズを原作として作られた作品です。

現在岩波書店から出版されている「おさるのジョージ」シリーズは第7集まで全部で29冊。その第1集の中の1冊がこの『おさるのジョージどうぶつえんへいく』です。

ジョージは黄色い帽子のおじさんと動物園に行きました。熱帯雨林の展覧会場に一番先に入りたかったのです。ところが着いてみると延期と書かれた札が。先に他の動物達を見ることにします。

係のおじさんがアザラシに餌をあげるのを見て、ジョージは買ってもらったお菓子を動物たちにあげはじめます。ワニ、コアラ、ゾウ、カンガルー、ダチョウ…次々お菓子をあげるジョージのところに係のおじさんが怒った顔でかけてきて…!?

それでは『おさるのジョージどうぶつえんへいく』の中で、私が気に入っているところを紹介します。

動物園に行ったらなにが楽しいって、動物たちが餌を食べているところですよね。ジョージも係の人の餌やりを見て興味津々!!こうなったらもうやらずにはいられません、ジョージなら。

もちろんジョージは「お菓子を動物たちにあげちゃいけない」なんて知らないので、

ワニも、なにかたべたいんじゃないかな?

という気持ちからあげはじめるのですが、怒った係の人が近づいてきたので逃げ出してしまうジョージでした。

嬉しそうに餌をあげて回るジョージがとても可愛く、その半面、勝手に食べ物をあげたら病気になってしまうかもしれないと知りしゅんとするジョージに、こっちもしゅんとしてしまいました。

失敗してしまったジョージですが、最後は大活躍に終わりました!!ジョージの活躍ぶりは実際に絵本を読んでもらいたいのですが、今回もジョージならではの技で係の人たちから拍手喝采を浴びましたよ^^

ジョージのお話によくでてくる、「さるだけにできる◯◯で」というところが個人的に好きなんです。ジョージじゃなきゃできないあんなことやこんなことで人気ものになってしまうジョージ。ハプニングはつきものだけど、やっぱり憎めませんね。

原作の「ひとまねこざる」シリーズに続く「おさるのジョージ」絵本シリーズ。今日紹介した『おさるのジョージどうぶつえんへいく』が第1集の1作品目なのです。1作品目らしい、たくさんの動物たちが登場するお話でした。

ジョージの動物園での活躍ぶりを、ぜひお子さんと一緒に楽しんでみてくださいね。