当ブログ「おうちですごそう」はこんな方に向けて記事を書いていきます。

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しております。

はじめまして。スーザ(@ouchidesugosou)です。

当ブログ「おうちですごそう」では、絵本の紹介に力を入れています。今日は、私がブログで紹介する絵本を選ぶとき、紹介文を書いている時には、こんなことを考えながら記事を書いていますよ、というお話です。

スポンサーリンク

私は、こんなあなたに向けて記事を書いています

絵本はお母さん(お父さん)の好きな絵本を、お母さん(お父さん)自身が楽しく読んでこそ、意味があると思っています。

お母さんが楽しそうに何かを読んでいるから、子どももその絵本が気になるし、面白いと思うし、読んでもらっているその時間が好きになる。一緒に肌を触れ合わせて一つの物を楽しむその時間が、子どもにとって一番居心地の良い時間のはずです。

だから、たとえどんな絵本であっても、親子で心の底から感情を共有できる時間を持てれば、それが一番素晴らしいことだと思います。

でも私はそこから一歩進んで、

  • 絵本を子どもと一緒に楽しめるようになってきた。そしたらもっと色々な絵本のことを知りたくなってきた。
  • せっかく読むなら、長く愛されている良質な絵本を読んでみたい。
  • 子どもが選んだ絵本を読むのもいいけど、子どもに手渡す絵本は、親がきちんと吟味してから手渡したい。

そう思い始めたお母さん(お父さん)達に、「長く愛されているのはこんな絵本だよ」「私も子どもの頃から読んでいるこの本おすすめだよ」というのをお伝えしたいと思っています。

本屋さんに並ぶ絵本もどき

本屋さんの絵本コーナーに並んでいる絵本を見ると、

  • ボタンを押すと音が鳴ったりピカピカ光ったり、物理的な刺激で子どもの気をひこうとする絵本
  • 幼少期の子どもの心の育ちを無視した”売れる”こと、”母親に気に入られること”を目的とした絵本
  • 気に入られやすい可愛らしい絵だけの、中身がない、作家さんの伝えたいことがからっぽの絵本

これらが小さな絵本コーナーの大きなスペースを占領してしまっています。

でも本来子どもたちは、音や光り、おふざけ、そんな強い刺激がなくっても、お話を聞く力も持っているし、絵を読む力を持っているし、心の中、頭の中に絵本の世界をどんどん広げていける力も持っている。

せっかくこんな素晴らしい力を秘めている子どもたちなのに、それを育ててあげる前からどんどん強い刺激を与えて麻痺させていってしまっては可哀想だと思いませんか。

私が子どもに届けたい本当の絵本

私が自分の子どもに届けたい、一緒に楽しみたいと思っているのは、残念ながらそのような絵本ではありません。

何世代にも渡って親が子どもに、その子どもがそのまた子どもに読んできて、今もなお読まれ続けている。子どもの心にその子だけが感じられる何かを残す絵本。

親や子どもに媚びず、物事の本質が描かれている絵本。

子どもを甘く見ず、一人の人間として対等に語りかけている絵本。

こんな絵本を、子どもたちには読んでやりたいと思っています。

子どもの好きそうな可愛らしい絵がちょっと上手くかけるから絵本作ってみようかな…でできた絵本ではなく、表現したいもの、情熱があって、それを絵本という手段で私たちに伝えてくれている作家さんの作品を子どもにも手渡したい。それが私の考えです。あなたはどうですか?

私が読んできた絵本関連の書籍

私がこのように考えるようになったのは、長きに渡り子どもや絵本と真剣に向き合ってこられた方々の本を読んだことがきっかけとなっています。

絵本について、子どもの心の育ち方についてより深く学べるのでおすすめです。追々1冊ずつ記事にしたいと思っています。

松岡享子さんの著書

東京子ども図書館の理事長であり、絵本作家、翻訳家、児童文学研究者でいらっしゃる松岡享子さんの本。

松居直さんの著書

福音館書店の編集長や社長を経て現在は相談役として、長きに渡り絵本と関わって来られた松居直さんの著書

百町森の柿田さん、相沢さんの著書

絵本や木のおもちゃ界で知らない人はいないというお店「百町森」の柿田さん、相沢さんの著書

おわりに

私も初めは良い絵本と、そうでない絵本の区別がつかず、音がなったりする絵本を子どもに手渡したりしていました。それらの絵本が本屋さんに並んでいることになんの違和感も持たなかったのです。でも子育てについて調べているうちに、それは子どもの持っている力を奪っていることになっていないだろうかということに気付き始めたのです。

このページを読んでくださっているあなたは、絵本でもっとお子さんと楽しい時間を過ごしたいと考えておられる方だと思います。せっかくのその楽しい時間を、より楽しめるようにぜひ質の良い絵本を選ぶことを考えてみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました