今回ご紹介するのは、福音館書店の幼児絵本ふしぎなたねシリーズの中から『ながーいはなでなにするの?』です。ぞうさんのながーいおはな、どんな風に使われているのかな?
『ながーいはなでなにするの?』あらすじ
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ぞうさんのおやこ。
ながーいはなで くさを集めてお口に運びます。
ながーいはなで お水をすってちゅーっと飲みます。
ながーいはなで ざっぱあっとすなあびも。
タイトル | ながーいはなでなにするの? |
作者 | 齋藤槙/さく |
出版社 | 福音館書店 |
読んであげるなら | 3才から |
自分で読むなら | 小学校低学年から |
我が家で読んだ時期 | 幼稚園 |
『ながーいはなでなにするの?』レビュー
息子たちが通っていた幼稚園では、毎年遠足で近くの動物園に歩いていくのですが、ぞうさんのコーナーはいつもひときわ人気でした。
子ども達にとって、自分よりはるかに大きい生き物が目の前にいることの驚きもあれば、あのながーい鼻がなぜあんなに自由自在に動くのか不思議でしょうがない、という感じだと思います。
動物園に行く前に読んでもよし、動物園でぞうさんを見てから
「あーこんな風におはなを動かしていたよね」
「こうやっておはなで水浴びしていたよね」
なんてお話しても盛り上がると思います。
齋藤槙さんのぬくもりあふれる絵がとにかく良くて、ぞうさんの皮膚の色の表現が素晴らしいと感じます。灰色一色で塗るのではなくて、なんだか虹色にぼわっと光っている感じです。
そんなところにも注目しながら読んでみてくださいね。