こんにちは。スーザ(@ouchidesugosou)です。
今日紹介するのは大好きな作家さんの1人であるたむらしげるさんの作品、『ゆきゆきゆき』です。
『ゆきゆきゆき』ってどんな絵本?
はじめに『ゆきゆきゆき』について簡単に説明しますね。
著者はたむらしげるさん
福音館書店の月刊誌「ちいさなかがくのとも」の2011年12月号として出版された絵本です。
著者のたむらしげるさんは、私も大好きな作家さんで、子どもの頃大好きだった『ロボットのくにSOS』や『ありとすいか』『よるのさんぽ』などの絵本も描かれています。
赤ちゃん絵本では『ごろんご ゆきだるま』というこちらも雪のお話が。
『ゆきゆきゆき』あらすじ
冬の灰色の空。その空に浮かぶ雲の中で、小さな雪の赤ちゃんが生まれました。それはだんだん大きくなり、地面に舞い降り、全てを白くします。
その雪で僕が作ったのは…。
『ゆきゆきゆき』みどころ
それでは『ゆきゆきゆき』の中で私が好きなところを紹介します。
雪ってなにでできてるの?
雪って、子どもたちにとってすごく不思議なものだと思います。白い、冷たい、柔らかい。手のひらに乗ってもすぐなくなっちゃう。
雪っていったい何者なんだろう…。初めて雪に出会った子どもたちの頭の中は「?」でいっぱいかもしれません。
でも「雪ってなに?」って聞かれると、こちらも「えーっと…(汗)」という感じでなんだか上手く答えられなかったりして。
そんな時この絵本を開いてみると、「ああそうだ、地面を真っ白に覆い尽くすあの雪も、全て小さな小さな結晶から出来ているんだな」と思い出させてくれるはず。
小さな雪の結晶が大きなゆきだるまに
雪が積もった日、外に出ると地面が真っ白になっていて、「この雪はいったいどこから現れたの!?」なんて考えていました。集まると大きな真っ白く見える雪も、手のひらで受け止めると、やっぱりそれは小さな粒。
とっても信じられないようだけど、こうして絵本を一緒に読んでみるとすーっと心に入ってくるから不思議です。
おわりに
今日紹介したこの『ゆきゆきゆき』、今まで月刊誌としてのソフトカバー版のみしかなかったんですが、来月10月15日にハードカバー版が発売されることになりました!!Amazonでも予約開始していますよ。ソフトカバー版と背景の色が変わっていますね~。
冬に向けてぜひチェックして欲しい1冊です。
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