今回ご紹介するのは福音館書店の月刊誌「ちいさなかがくのとも」として刊行された『トラトラトラクター』。「わにわにシリーズ」でおなじみ小風さちさんの作品です。
『トラトラトラクター』あらすじ
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朝早く、みなとまち運送に集まるトラックの運転手さんたち。今日も1日が始まります。
出発した緑のトラクターは…あれ?荷物を載せる荷台がありませんね。いったいどうやって荷物を運ぶのでしょうか?
タイトル | トラトラトラクター |
作者 | 小風さち/ぶん 関根立巳/え |
出版社 | 福音館書店 |
読んであげるなら | 3才から |
我が家で読んだ時期 | 幼稚園 |
『トラトラトラクター』レビュー
おもちゃのトラックの荷台に色々なものを載せて遊ぶのが大好きだった次男が、特に気に入っていたこの絵本。
小風さちさんの乗り物絵本はいつも擬音語?が独特で楽しいのですが、今回もトラックが走る様子にこんな言葉が添えられています。
トララ トララ トラトラトラ
小風さちさんの言葉は子どもたちの頭にとっても残るのか、私が読むと子どもたちも口ずさみ始めます。
そして関根さんの絵もとっても魅力的です。
トラックが走っている時のスピード感や、コンテナで埋め尽くされた”ふとう”が大迫力で描かれていて、乗り物好きの子どもたちの食いつきは半端ないと思います。
大人の私達でもあまり耳にしないような、ふとうで働く車の正式名称なんかも出てきて知識欲をくすぐられます。
小学生になった今でも子どもたちと車で出かけていると、「あ、あれトラトラトラクターに出てきたトラックじゃん!」と話題になるぐらい好きな絵本です。
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