こんにちは。スーザ(@ouchidesugosou)です。
今日は「14ひき」シリーズでおなじみの、いわむらかずおさんの作品『とっくんトラックのはらへぶぶー』を紹介します。
『とっくんトラックのはらへぶぶー』ってどんな絵本?
まずは『とっくんトラックのはらへぶぶー』ってどんな絵本なのか、簡単にお話しますね。
シリーズ1作目
2007年にこの『とっくんトラックのはらへぶぶー』が出版され、その後『とっくんトラックうみへぶぶー』『とっくんトラックもりへぶぶー』とシリーズ化されています。
主人公の男の子とっくんが、おもちゃの黄色いトラックをひいて野原へ海へ、森へ出かけます。とっくんはトラックの中に、いったいどんなものを乗せて遊ぶのでしょう。
『とっくんトラックのはらへぶぶー』あらすじ
お母さんの誕生日に、とっくんは黄色いトラックを引いて出かけます。たんぽぽ、菜の花、クローバー。お母さんへのプレゼントでトラックはいっぱいになります。
すると、うさぎが後からかけてきて、にわとりもやぎもかけてきて…ふと振り返るとトラックの中がからっぽに…!?
『とっくんトラックのはらへぶぶー』みどころ
身近な植物が登場
子どもたちと自然の中で気軽に遊ぶのは難しくなっているけど、この絵本に出てくるような、たんぽぽ、菜の花、クローバーなら、わりと近くの公園にもあるんじゃないでしょうか。
これらの植物は子どもたちにとっても一番身近なお花たちですよね。自分が知っているお花が絵本に出てくると、子どもたちはとっても喜びますね。
そしてこの絵本のように、本当にうさぎやにわとりと一緒にお散歩できたらもっと楽しいのになぁと思います。
1,2歳からでも楽しめそう
ページを開くとすぐ分かりますが、字がけっこう大きくてそれぞれのページに一行ずつ。さらに、小さい子どもたちの大好きな繰り返し表現がたくさんの絵本なので、2歳ぐらいの子も、早いと1歳ぐらいの子でも聞けるお話だと思います。絵本自体のサイズも大きいので絵も見やすいですよ。
3歳の長男はというと、図書館で表紙だけ見せた時は長男は特に興味を示さなかったんです。ところがこっそり借りて帰ってみると、予想外の気に入りっぷりでシリーズ3作品とも何度も読みました。
普段の遊びでもトラックに色んな荷物を積んで「ぶーん」と家の中を走らせまくってますから、内容自体が全てツボだったんでしょうね。乗り物好きさんは絶対真似したくなると思いますよ。
おわりに
この絵本の楽しいところは、読むだけでなくって実際に公園におもちゃのトラックを持っていけば、とっくんと同じことをして遊べるってとこですよね。
ぜひとっくんトラックごっこも楽しんでみてくださいね。
※絵本の表紙、見開き写真は、ひさかたチャイルドご担当者様の許可を得て掲載しています。
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