こんにちは。スーザ(@ouchidesugosou)です。
今日は馬場のぼるさんの「11ぴきのねこ」シリーズの5作目、『11ぴきのねことへんなねこ』を紹介します。
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『11ぴきのねことへんなねこ』ってどんな絵本?
まずは『11ぴきのねことへんなねこ』について簡単に説明しますね。
シリーズ5作目
「11ぴきのねこ」シリーズ5作目の今作は、水玉模様のねこが登場します。このねこが、タイトルにもある「へんなねこ」です。履いている黒い長靴をがなんだかおしゃれに見えてきてしまう、不思議なねこです。
ねこ達もやっぱり、このへんなねこが気になってしょうがない様子ですよ^^
『11ぴきのねことへんなねこ』あらすじ
11ぴきのねこ達が川で魚釣りをしていると、水玉模様のへんなねこが通りかかります。釣った魚を料理していると、さっきのへんなねこが覗いています。
次の日、ねこ達は葉っぱを拾い集めているへんなねこを目撃します。後をつけてみると、へんなねこが薄汚れた家に葉っぱを貼り始めました。面白そうに見えてきたねこ達は、へんなねこを手伝うことに。
手伝ってくれたお礼にと、へんなねこが魚を鍋に大盛り獲ってくれました。するとその鍋の蓋を見て、へんなねこが「この蓋欲しい」と言い出します。どうやら薄汚れた家はへんなねこの宇宙船で、そのドアにぴったりのものを探していたようなのです。
ねこ達は、もっと魚を獲ってくることを条件に鍋の蓋をあげるのですが…!?
『11ぴきのねことへんなねこ』みどころ
それでは、『11ぴきのねことへんなねこ』の中で、私が気に入っているところを紹介しますね。
へんなねこの水玉模様
今回登場するへんなねこ。水玉模様の変わったねこです。いつも11ぴきのねこ達に見慣れているせいか、この水玉模様がとっても可愛く見えてしまいます。
そしてこの水玉模様、お話の中でへんなねこの気持ちに沿って変化するんです。
- ねこたちが船の修理を手伝った時→嬉しくてさくら色に
- 探していた船のドアに、ねこ達のあげた鍋の蓋がピッタリだった時→ピカピカ黄色く光る
本当にこんな水玉模様のねこがいたら楽しいでしょうね~。
へんなねこは一枚上手なのか、天然なのか
一見いい人そうで、11ぴきのねこ達の言いなりになっているように見えるへんなねこですが、このお話を読み終える度にいつも考えてしまうんです。
実はへんなねこは11ぴきのねこ達より一枚上手だったんじゃないの?
と。
へんなねこの宇宙船へ、大量の魚を持って乗り込み、宇宙へ旅立とうとしたねこ達ですが、結局いつものどんでん返しで思わぬ結末になってしまいます。
へんなねこはただただ、11ぴきのねこ達を喜ばせたかったのか、それとも実は11ぴきのねこ達がとりそうな行動をちゃんとわかっていたのか…。
あなたはどう思いますか?
おわりに
ねこ達の思惑通りにいくかと思いきや、今回もおなじみのどんでん返しで幕を閉じました。これだから「11ぴきのねこ」シリーズは止められません^^
どんな結末が待っているのか、ぜひ実際にページをめくってみてくださいね。絵本ナビでは少しためしよみができますよ。↓
※記事中の表紙・見開き画像はこぐま社ご担当者様の許可を得て掲載しております。
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