こんにちは。スーザ(@ouchidesugosou)です。
今日は私の絵本好きの根っこの部分にある、母との絵本体験について書こうと思います。
生後2ヶ月から働いていた母
私の両親は共働きでした。母は、私が生後2ヶ月の時から仕事復帰したそうです。そんな早い時期から仕事復帰していたということは、私自身が子どもを産んでから知ったことでした。
それがどれだけ大変なことかは、やっぱり自分が子どもを産み育ててみないとわからなかったです。そして私は今専業主婦なので、働きながら子育てすることの本当の大変さはまだ理解できてないのかも。
そんな中私達三姉妹が寂しさをあまり感じることなく過ごしてこられたのは、両親が働いている間面倒を見てくれた祖父母のおかげです。おじいちゃんおばあちゃんに育ててもらったと言っても過言ではありません。
母はフルタイムで仕事をしていたので、私と母が関われるのは、朝母が出勤するまでと、夜母が帰宅して私が寝るまでのほんのわずかな時間。今考えると本当に限られた時間しか共にしていないわけですが、その頃のことで私の記憶に残っているのは、寝る前に布団の中で毎晩読んでくれた絵本と、母の声、母のぬくもりです。
母との絵本の時間で得たもの
私はこのブログでも、読み聞かせに何か具体的な効果を求めるのはどうなんだろうと言ってきました。
ただ、そんな私が、幼少期に読み聞かせをしてもらってその結果今までの人生で得られたものを挙げるとしたら…。
- 母が私に絵本をいつも読んでくれて、それはとても暖かかったんだという記憶を、人生の色々な局面で思い出し、振り返ることができた…ということ。
- 子供の頃大好きだった絵本を覚えていて、大人になった今もう一度それを楽しめること。
- そしてその絵本、楽しかった気持ち、好きなページを今度は自分の子どもと共有できること。
- 絵本に限らず本を読むということが好きで、自分の中では当たり前の行為になっていること。
こんな感じでしょうか。
この中で一番私が幸せだと思うのは、やっぱり『母が毎日絵本を読んでくれた』という事実そのものですね。
読み聞かせをすることで、子どもの語彙力を増やしたいとか、嫌いな物を食べてほしいとか、主人公のように人に優しくしてほしいとか、将来国語力がつくようにとか、何か具体的な効果を得たくて頑張っている方がもしいたら…。
子どもの頃たくさん読み聞かせをしてもらった私が今感じている気持ちはこれです、と伝えたいです。
コメント