今回ご紹介するのは、こいでやすこさんの「キツネのきっこ」シリーズから、秋の絵本『やまこえのこえかわこえて』です。
『やまこえのこえかわこえて』あらすじ
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きつねのきっこは満月の夜遅く、買い物かごを持っておでかけです。道中に出会ったお月様やふくろう、いたちの ちい と にい 、みんなが心配してついてきてくれます。
目的のものをGETして一安心と思いきや、帰り道で遭遇したのは…!?
タイトル | やまこえのこえかわこえて |
作者 | こいでやすこ/さく |
出版社 | 福音館書店 |
読んであげるなら | 3才から |
自分で読むなら | 小学校低学年から |
我が家で読んだ時期 | 幼稚園~小学校 |
『やまこえのこえかわこえて』レビュー
きつねのきっこシリーズでは毎回、口ずさみやすいわらべうたのようなちょっとしたフレーズが登場するのですが、今回も
やまこえて
のこえて
かわこえて
がキーワード。リズムよく物語が進みます。
夜道のお出かけということで、少し不安な気持ちでの物語のスタートですが、心強い仲間たちが加わり子ども達もほっと一安心。
目的の場所に到着し、あるものをGETしたきっこ達、これでいったい何を作るのでしょうか?
帰り道、何度か不気味な影に遭遇するのですが、仲間たちが助けてくれます。なかでもいたちのちい と にいの攻撃には次男が爆笑していました😁
このお話を読んだことをきっかけに、きっこが作ったある食べ物ときつねの間にはどんな関係があるのか、由来や歴史などを調べてみるのもよいですね。
秋の満月の頃にぜひ読んでみてほしい1冊です。
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