今日紹介するのは「封筒に入った手紙が届く絵本」。開いてみると、中には人気絵本の主人公たちから届いた10通の手紙が入っているという、ワクワクがとまらない絵本です。
『こんにちは またおてがみです』ってどんな絵本?
まずは出版された経緯を簡単に説明しますね。
『こんにちは またおてがみです』出版の経緯
実はこれと同じ構成の絵本を以前紹介しています。『こんにちは おてがみです』という絵本で、そちらは福音館書店の月刊誌『こどものとも』50周年を記念して出版されました。
『こんにちはおてがみです』の紹介記事はこちら↓
『こんにちはおてがみです』の絵本はこちらから↓
そして今日紹介する『こんにちは またおてがみです』は『こどものとも』創刊700号の記念として出版されました。2014年に出版されたまだまだ新しい絵本なので、前作より比較的最近の『こどものとも』キャラクター達も登場しますよ。
中を見てみましょう
前作同様、『ゆうびんやさんのホネホネさん』が、自転車に乗って手紙を配達してくれます。
今回「おっっ」と思ったことがありまして。前作では、それぞれの封筒が全て洋形だったんですが、今回ひとつ長形の封筒が。
『くものすおやぶんとりものちょう』の「くものすおやぶん」からの手紙です。封筒を開けると中からは蛇腹に折ってある手紙が。これには長男も驚き&大喜びでした。今の子ども達は蛇腹に折ってある手紙ってほとんど見る機会ないんじゃないかと思いますので、きっと食いつくはずです!!
トマトさんからのお手紙もインパクト大でしたね~。丸い輪郭が文字になっています。
10通の手紙の送り主は?
今回の手紙の送り主はこちらの10組でした。やっぱり知っている主人公から手紙が届くのが、子どもたちも一番テンションが上がります。なので事前にこの10組の主人公たちが出てくるお話を図書館で借りたりして読んであげてからがいいと思います。
我が家の場合、前作の『こんにちはおてがみです』の方が知っているキャラクターが多かったですね。こちらはまだ出版されて日が浅いので私も知らないキャラクターがちらほらありました。
- 『ぐりとぐら』シリーズのぐりとぐら
- 『とん ことり』のかなえ
- 『ぞうくんのさんぽ』シリーズのぞうくん
- 『バルバルさん』のバルバルさん
- 『だるまちゃん』シリーズのだるまちゃん
- 『ぐるんぱのようちえん』のぐるんぱ
- 『おばけかぞくのえほん』シリーズのおばけかぞく
- 『トマトさん』のトマトさん
- 『くものすおやぶんとりものちょう』のくものすおやぶん
- 『せんたくかあちゃん』のせんたくかあちゃん
巻末付録がさらに豪華に!!
前作の『こんにちはおてがみです』でも、巻末に豪華な付録がついていましたが、今回もあります。さらに豪華になってますよ~。
その名も「みんなでおさんぽ こどものともすごろく」
お散歩しながら好きな『こどものとも』絵本を探せるようになっています。その数なんと78作品(+手紙の送り主10組)。すごろくの詳細はこんな感じです。
- 大きさは約6ページ分
- 自分で切って貼って作れるサイコロの型紙つき
- 自分で切って貼って作れるすごろくのコマ6人分つき(男性・女性・男の子・女の子・猫・犬の立ち姿がコマになっている)
- すごろくの裏に、登場したキャラクターが出てくる絵本作品一覧が掲載
とこんな具合です。
こちらのAmazonのページに、すごろくを広げた状態の写真が掲載されているのでぜひ一度見てみてください。イメージしやすいと思います。
私がこのすごろくでいいなぁと思ったのは、絵本と触れ合うことがあんまりない人(特にお父さんの場合が多いかな)も参加しやすいということです。前作の巻末付録は、『こどものとも』に出てくる絵本たちを知っていれば知っているほど楽しめるようになっていました。なので逆に絵本に詳しくない人は、子どもと一緒に盛り上がれないかもしれないんですよね。
その点今回は「すごろく」という形になっているので、『こどものとも』の絵本自体を知らなくてもゲームには参加できますよね。そこで子どもの食いつきが良かったキャラクターがあったら自然と覚えると思うんです。すると子どもと絵本のことで会話できたりするようになって一石二鳥だなと。ぜひ家族みんなですごろくを楽しんでみてください。
おわりに
手紙の絵本、『こんにちはおてがみです』に続き『こんにちは またおてがみです』を今日は紹介しました。そして最近、この2冊より前に出版された幻の手紙の絵本の存在を私は知ってしまったんですよ~!!今度はその幻の手紙絵本も紹介できたらと思っていますのでお楽しみに^^
※絵本の表紙、見開き写真は、福音館書店ご担当者様の許可を得て掲載しています。
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