今回ご紹介するのは徳間書店から出版されている『ハムおじさん』。品のよい紳士「ハムおじさん」のちょっと愉快な物語です。
『ハムおじさん』あらすじ
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ハムおじさんは、毎朝早く起きて庭の草花のお世話をするのが日課です。
ところがある朝目覚まし時計が鳴らず、寝坊してしまったハムおじさん。商店街の時計屋さんで時計を修理してもらうことになりました。
修理が終わるまでの待ち時間で買い物を始めるハムおじさんですが…。
タイトル | ハムおじさん |
作者 | 大桃洋祐/さく・え |
出版社 | 徳間書店 |
対象年齢 | 5才から |
我が家で読んだ時期 | 小2~小4 |
『ハムおじさん』レビュー
5才さんぐらいから楽しめるお話ですが、小2、小4の兄弟と一緒に読みました。息子たちとっても楽しんでいました。
まずつかみがバッチリで、出てくるキャラクターのネーミングがにすかさず小学生男児のツッコミが入りました。「ハムおじさん」という名前、センスよし!語呂よし!ですよね😄そして飼い猫の名前が「ミートボール」というのもチャーミングです😁名前の通りまんまるの猫ちゃんです。
読んでいて秀逸だと思ったのが作者「大桃洋祐」さんの絵です。
まんまるなハムおじさんのコミカルな動きや、どんどん積み上がっていくハムおじさんの荷物の不安定さが読者にも伝わってきて、絵を見ているだけでハラハラしてきます。シンプルなストーリーながらもしっかりオチがあって、年長さんぐらいから小学生でもしっかり楽しめるお話です。