月刊たくさんのふしぎレビュー集は、我が家で楽しんだ福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」をご紹介するコーナーです。
主に子ども達が小学生になってから楽しんだものです。お子さんと読まれる際の年齢の参考にしてください。
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『和菓子のほん』あらすじ
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日本独特のお菓子、「和菓子」。四季のうつりかわりを表現するものから、ひな祭りや子どもの日などの年中行事と結びついたものなど、美しく情緒あふれる和菓子がたくさん登場します。
さらには和菓子がどんな原料からできているのか、あの美しい色や形がどのように作らてているのか、などの情報ももりだくさんです。
タイトル | 和菓子のほん |
作者 | 中山圭子/文 阿部真由美/絵 |
出版社 | 福音館書店 |
発行年月日 | 月刊誌として2004年6月 単行本化2008年1月 |
読んであげるなら | 小学校中学年から |
我が家で読んだ時期 | 長男小4 次男小2 |
『和菓子のほん』レビュー
ページをめくった瞬間から、和菓子のあまりの美しさに私も子ども達もため息が出ました。特にキラキラしたもの好きの次男は興味津々。
絵を担当された阿部真由美さんの柔らかい和菓子の絵も素敵だし、こんな和菓子があるんだーと和菓子の写真を検索して各々気に入ったものを探してみるのも楽しかったです。
親の私自身、和菓子にはまったく詳しくなく、ただ「おいしい」「きれい」「糖質量がやばい」などという浅はかな知識しかなかったのですが、そもそも和菓子が何かを表現したお菓子であるという根本的なところに気づくことができました。
日本独特の四季の移り変わりだったり、年中行事と結びついたものだったり、着物や器の文様からデザインのヒントを得ていたり…。和菓子の世界は奥深いです。
手土産を買う機会がある時、どうしても洋菓子に偏りがちですが、お気に入りの和菓子屋さんを見つけておいてプレゼントするというのも粋だなあと感じました。