こんにちは。スーザ(@ouchidesugosou)です。
今日紹介するのは、ままごと好きの子どもたちがハマること間違いなしのわらべうた絵本、『せんべせんべやけた』です。
- ととけっこうよがあけた
- まてまてまて
- ちびすけどっこい
- せんべせんべやけた⇐今回の記事
- こぐま社「わらべうたえほん」シリーズ全4作品まとめ
『せんべせんべやけた』ってどんな絵本?
まずはじめに、『せんべせんべやけた』がどんな絵本なのか、簡単に説明しますね。
こぐま社「わらべうたえほん」シリーズの4作目
こぐま社さんから出版されている、1曲のわらべうたがまるまる1冊の絵本になった「わらべうたえほん」シリーズ。その4作品目が今回紹介する『せんべせんべやけた』です。
おせんべい、おにぎり、だんご…。色々な食べ物を身近なお友達に「はいどうぞ」と食べさせてあげる、可愛らしい絵本です。今回もわらべうたの世界観とましませつこさんの絵がぴったりマッチしていますよ♪
『せんべせんべやけた』ってどんなわらべうた?
この絵本のタイトルを見た時、私の頭の中に浮かんだわらべうたはこれでした。
ところが読んでみるとこれとは別のわらべうたでした。おせんべいのわらべうたが他にもあったとは!!
この絵本の曲は全部で6小節の短いわらべうた。巻末に楽譜がのっているんですが、一度聞いたらすぐ覚えられるメロディです。子どもにも覚えやすく頭に残りやすいようで、我が家の長男も1回通して読んだだけですぐに歌い始めました。
そして私は見たことがないのですが、Eテレの『にほんごであそぼ』でもこのわらべうたが取り上げられたことがあるようですね。
『せんべせんべやけた』みどころ
それでは『せんべせんべやけた』の絵本で私が気に入っているところを紹介しますね。
ままごとのように楽しめる
大好きなお母さん(お父さん)がいつもしてくれるように、焼けた食べ物を次々にお友達に渡しに行く主人公の女の子。
ごっこ遊びは、遊びの中でも基本中の基本だと聞きますが、子どもたちにとっては、いつも自分がしてもらっていることこそが、最高の遊びのネタになるんですよね。
ままごと遊びを楽しみ始めた子どもたちには、ご飯を作って食べさせてあげるというこの絵本の内容がとってもしっくりくるはずです。
最後はみんなで「おいしいね」
ぬいぐるみのくまさんやお人形さん、だるまに猫、と身近なお友達に食べ物を持って行ってあげた女の子。最後の場面では、それまでに登場したお友達全員が集合してみんなで「おいしいね」といただきます。
この時のみんなの笑顔に読んでいるこちらもほっこり。「うんうん、やっぱりみんなで食べるご飯が一番だよね~」と、つい心のなかでつぶやいてしまいます。
『まてまてまて』でもそうでしたが、最後にお母さんが出てきた時の安心感がまたいいですよね。
おわりに
大好きなお母さんの真似っ子をして遊ぶのは、子どもたちの遊びの中でもテッパン中のテッパン!!自分がやってもらって嬉しいことが、子どもたちの遊びの中心になるんですね。
みんなでおいしいものを食べることの楽しさも、自然と伝わってくる絵本です。
※絵本の表紙・見開き写真はこぐま社ご担当者様の許可を得て掲載しています。
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