『カフェバスくんがいく』ワーゲンバスのカフェバスくんが大活躍

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今回紹介するのは車画家あんどうとしひこさんの作品、『カフェバスくんがいく』です。

『カフェバスくんがいく』 あんどうとしひこ/さく 福音館書店

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『カフェバスくんがいく』ってどんな絵本?

あんどうとしひこさんといえば、当ブログでも紹介しているミニクーパーの「あかくん」が主人公のシリーズがおなじみかと思いますが、街中でよくみかけるカフェバスくんが主人公のこちらの絵本も出版されています。

今回の主人公のカフェバスくん。モデルになっているのはフォルクスワーゲンの”バス”、”トランスポーター”と呼ばれている車だそう。

この『カフェバスくんがいく』の中には、色んな食べ物を売るカフェバスくんと仲間たちが登場しますよ。

『カフェバスくんがいく』あらすじ

どこでもお店を開けるカフェバスくん。今日は駅前のロータリーで開店です。サンドイッチや飲み物を求めて、お客さんたちがカフェバスくんのもとへ集まってきます。

日曜日は公園へ。すると友達のピザバスくんやアイスクリームバスくんもやってきて…。

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大賑わいの公園

『カフェバスくんがいく』みどころ

それでは『カフェバスくんがいく』の中で私が好きなところを紹介します。

今回も同じ人物が

あんどうとしひこさんの絵本は、いつも主人公の車たちのストーリーの後ろで、サイドストーリーが動いています。今回も、「あれ、この人さっきのページにもいなかった!?」という発見が。ぜひ探してみてくださいね。

カフェバスくんの出店準備がおもしろい

子どもたちがカフェバスを好きなのは、おしゃれな見た目はもちろんのこと、「車なのに食べ物のお店にもなっている」というところじゃないでしょうか。

絵本の中では、カフェバスくんが、「街の中を走る車」から「食べ物を売るお店」になるまでの、開店準備の様子も細かく描かれています。

ただの車の中から、日除けやいす、看板、のぼりがでてきてお店へと変貌していく様子に子どもたちも興味津々でした。

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車がお店になっていく!!

おわりに

あんどうとしひこさんご自身が、フォルクスワーゲンバスの形が大好きだそう。主人公のカフェバスくんへの愛がたくさんつまった作品になっています。あんどうさんの車愛が、車好きの子どもたちに届くこと間違いなしです^^

こちらはまだハードカバー化されていませんので、図書館や幼稚園などで過去のソフトカバー版を探してみてくださいね。福音館書店のちいさなかがくのとも2010年9月号です。

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